棚卸資産の取得価額をどこまで切り下げるのかは、棚卸資産の種類によりけりですが、不自然に感じない期末時価までであれば問題ないと思います。
特に玩具や洋服の小売業など、商品サイクルの速い業種ではぜひ検討しておくべきです。
(期末時価とは?)
当該資産が使用収益されるものとしてその時において譲渡される場合に通常付される価額によるとされていますが、いまいちよくわからないので、下記に目安を示しておきます。
評価損の計上事由
時価の算定方法
【調査官の視線】
【コンサルタントのつぶやき】
■通達でも実際に販売している価額を用いて評価するようにとは規定されていません。
■不良在庫には期末に評価損を計上して、早期に現金化を図るのが良いでしょう。
税理士法人セルボ・クレール