— 長村:セルボ・クレールとの出会いをお話しいただけますか?
山田:木下さんとの出会いは、私が15年位ずっと髪を切ってもらっている美容師さんからご紹介いただきました。
私が独立する際、美容師さんに「税理士さんってどうされているんですか?」とお聞きしたところ、「木下さんという方にお願いしているんです。とても気のいい方で年も近いから感覚も近く、一緒に仕事しやすいと思いますよ。」ということだったので、ご紹介をお願いしたんです。
実は木下さんをご紹介いただくまでに、二人ぐらい他の税理士さんとお会いしていました。
私は経理経験があったのですが、おそらく起業後はわからない事がたくさん出てくるだろうなぁと想像していたので、税理士を選ぶ際には「柔軟性のある方」ということを最重要視していました。
先にお会いした方に報酬のことをお聞きしたところ「報酬の範囲内で・・・。」というお返事が返ってきました。
例えば「わからないことがあった場合にはお電話させていただいていいですか?」とか「相談に乗っていただいたりできるのですか?」とお聞きしたところ、「できますけどあまりにも頻度が多い場合には別料金をいただきますね」というお答えだったので、起業当時は今後どうなるのか全くわかわからない状態だったので、私はそのような方は正直求めていなかったんですね。
そこで木下さんをご紹介いただき、南森町のドトールでお会いして、非常にざっくばらんな感じでお話しさせていただいたところ、それに対する答えが明確でしたので、本当の所どういう方なんだろうと思いまして、「じゃ、飲みに行きましょうか?」とその日にお誘いさせていただいたところ、「全然いいっすよ。」と言っていただいて、飲みながらお話しをさせていただいたところ、本当裏表のない方なんだということがわかりまして、私は即決はしない方なんですが帰り際に「恐らくご依頼させていただきたいと思いますけど、1日、2日だけ待っていただけますか。」とお答えさせていただいて、家に帰って酔いが醒めてからじっくり考えて、それでもお願いしたいと思ったので、木下さんにお願いさせていただいたという経緯なんです。
— えらい慎重なんですね。
結構私リスクヘッジする方なんで。
— 木下からはその飲み屋でお話しして盛り上がったと聞いているんですが、何の話で盛り上がったんですか?
— 木下:何の話で盛り上がりました?
いや、それが実はよく覚えていないんです。(笑)
— いや、僕もそういう営業スタイルっていうか、営業ともあんまり思っていないんですけど、いきなり食事に連れて行ってくれませんとか、飲みに誘ってくださいっていうのは出していってるんですけど、案外山田さんと行ったのが初めてでしたよ。
本当に誘ってくれる人がおるんやなぁと。
何の話をしたのかはわからないですけど、初めて会った人とそんなに会話が弾むことって、なかなかないですよね。
— フィーリングが合ったんやろうね。何話しても思う通りの答えが返ってくるとか。
そうですね。
飲みに行く前の話もそうなんですけど、柔軟に質問に対してお答えいただけるということと、誠実にお仕事をしていただけるんだろうなということはすごく感じたのですが、本音でお話しになられているのかわからなかったので飲みに誘ったんですね。
飲みに行くと、おそらく3,4回お会いするのと同じくらいの密度の濃さがあると思いますし、私の方も私の価値観であったり考え方などをギュッと濃縮した形でお話しさせていただけるので。
フィーリングが合ったと言ったら一言かもしれませんけど、そういう感じでしたね。
— 木下に決めたっていうこところは、木下の人格的なところとか、裏表のないところとかですか?
そうですね、お人柄と臨機応変にご対応いただけるんだろうなぁとか、信頼できるんだろうなぁということが、一言一言の言動から感じられましたので。
— お話しした時間は短かかったですけれど、すごく濃い話ができたっていうことですね。
どんなお話しをしたか覚えていないんですけど・・・。ハハハ。
— 木下は今年30歳になったのですが、業界的には非常に若い部類に入ると思うんですけど、ご不安に思うところはなかったのですか?
そういった点に関しては私の中に数%あったかもしれませんが、木下さんは、若くても経営者マインドを持っている方だなと思っていまして、経営者の考えを理解していただいたうえでサポートしていただけるのが、私にとっては非常にありがたいと考えていました。
もう一つあげるとすると、木下さんはとても知識的な欲求が強いことと、TwitterやFacebookなど、その時代の時々に応じたツールを使いこなしてやろうとされるような、積極性をとても頼もしく感じています。
今は時代の流れがとても速いので、税制改正を積極的にフォローしたり、ITツールを使いこなすぐらいの貪欲な方でないと時代に取り残されてしまうと思いますので。
— そうすると、経理に関する質問対応というのは当然のこととして、経営者のよき相談役、アドバイザーといった働きも、木下は十分に果たしているのですか?
そうですね。最初は主に経理的なご質問とかをさせていただいたり、私の事業計画、いわゆる妄想なんかを聞いていただいたりしていました。今では事業のことだけではなく、何でも相談させていただいています。
今のことだけでなく先のこともご相談させていただけるような重要なパートナー様だと考えています。
正直、ビジネスに年齢は関係ないなと思っていましたし、これほどしっかりされていて、ハングリーさや親身になって相談に乗ってくださる姿勢、お酒の席での立ち振る舞いや会話の内容など、私自身木下さんから多くの学びと刺激をいただいています。
— 実際に契約された後の木下の働きぶりは想像通りでしたか?
はい、こういう風にしていただけるんだろうなぁという想像から逸れたことはないですね。
— では、想像を超えるようなところはありましたか?
いい意味で超えたというところは、木下さんって「飲ミニケーション」がやっぱりすごいなと思います。
木下さんご自身も意識されている大きな武器なんじゃないかと思います。
いろんな方をご紹介できるっていうのも、そこがすごく大きくて、私のお客様ってすごくお酒の「場」が好きであり大切にされている方が多くて、そういった方をご紹介させていただくことによって、私のお客様にも喜んでいただけますし、木下さんにとってもプラスに働くと思いますので、ご紹介させていただいています。
ただ、私自身ご紹介をするということは、私自身の信頼に関わってくることですので、誰にでもご紹介のお話をするというわけではありません。木下さんだからこそ、安心してご紹介をさせていただいています。
また、お仕事のところでいうと、本当面倒見がいいというか、急なお電話をさせていただいても、いつでもきちっとご回答いただけるというところは、私にとってはパートナーあるいはイエローテイル・オーシャンのCFOというような位置づけで捉えています。
— いやぁ、すごいやん。
— 恥ずかしくなりました。(汗)
— あと一つだけ率直にお聞きしておきたいことがありまして、この間木下が山田さんに今後の報酬は「社長様の言い値で」とお話ししていましたが、どう思われましたか?
言い値って珍しいなと思ったのと、すごい自信だなと思いました。
自信がなければそういうことは言えないんじゃないかと思います。
— いや、自信があるとかそういうのじゃないんですけど、山田さんとはこれまでのお付き合いがあるので、ある意味どんな金額をご提示いただいてもやらせてもらうことは決めていました。
— 我々も初対面の方にそういったことをご提示いただくのは非常に勇気のいることなので、山田さんのようにお食事や飲みの席にお招きいただいて、数ヶ月〜数年お付き合いさせていただいて、本当にお互いが理解したうえで「社長いくらでやりましょうか」という感じでやっていきたいと思っています。
山田さんはその第1号になっていただいているんです。
本当に恐縮です。ありがとうございます。
— これはぜひホームページに載せて欲しいんですけど、山田さんの髪を切っている人に行きつくまでには、本当たくさんの紹介の連鎖があって、今は山田さんにもたくさんご紹介いただいてるんです。
— 山田さんの髪の毛を切っている人はお客さんだったよね?
— そうなんです。僕の髪の毛を切ってくれている人がまずお客さんで、山田さんの髪を切っている方がその人の専門学校時代の友達だったのでご紹介いただいて、さらに、そこから山田さんをご紹介いただいてっていう紹介のコンボっていうか、紹介の連鎖なんですよ。
いろんなご縁があったということですね。ハハハ。
長村・木下:本日は無理を言って、お越しいただきありがとうごさいました。
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