— 木下:セルボ・クレールとの出会いをお話いただけますか?
瀧上:長村と高校の同級生なんです。
— 長村はどんな学生でした?
いや〜、もう変わった奴でした。
学校自体が自由な校風の学校なんですけど、その中でも目立ってましたね。
— どんな感じで目立ってたんですか?
服装とか・・・。
— えっ!?私服なんですか?
そう私服なんです。
— イケてる方の?
いや、いわゆるモード系・・・。
— あ〜、学生時代に何人かいますよね。モード系に走る人ね〜。そういうので目立っていたんですね。
— 当時から仲よかったんですか?
いや、そんなに。
いやまぁ変な格好しているので、あんまり近づかんほうがええかなぁと最初思ったり。
— クラブが一緒とかそういんでもないんですよね?
うん、全然。
— 長村:非常に印象深い出来事があって、大学の夏の終わりに男友達を集めて海に行ったんやけど、女の子は全くおらず、クラゲばっかやったんよ。
そんときに瀧上がコーナンとかで買った大きなシャチの浮き輪を持ってきたんやけど、みんながいたずらして最後はシャチが海に還って行ったんよ。
シャチがね。
それ確か車で行ったときやな。
— そうそう。瀧上を砂浜に埋めて、夕暮れに海に帰そうぜって言って。ハハハ。
それぐらいからやね。
— トーマツ時代は全然コンタクトはとってなかったんですか?
年に1,2回ご飯を食べに行く程度やね。
— 特に仕事の相談をしていたわけでもなく。
— たまに聞いてたよね。
— 当然税理士さんはいてはったんですよね?
先代の時からずっと見て頂いた先生がいましたよ。ですが残念ながら今年引退されたんです。
こちらが新規開業されたのと同じタイミングだったので、うちにとってはちょうどよかったんですね。
— 実際まだ仕事をさせていただいて、短いですがどんな印象ですか?
僕は前から長村が税についてかなりプロだと知っているので・・・、ですが、うちの家族は提案型の税理士さんって、こんなにも色々やてくれるんだってとても喜んでいますね。
— 具体的に前の先生とは違うなぁっていうところは?
こっちが考えが及ばない部分での提案があったりする事は一番大きく違うね。
— あまりにギャップがあるといいことを言っていても、ちょっとやりすぎちゃうんかとか思われかねへんですけど。
いや、知ってると思うけど、今まで節税に積極的でなかったので丁度いいと思っています。
— 今後さらにどういうところに期待されるというか、どういうアドバイスが欲しいとかありますか?
今不安に感じているのが、親も高齢なので事業承継とか気になりますね。
— 事業承継って、なかなか自分から親には切り出しにくいやんか。親の健康状態とかを考えると・・・。
けど、俺は比較的単刀直入に「事業承継についてどう考えてらっしゃいますか?」って聞いたけど、その後どうやった?
最初はね、うちの両親もいい年になってきているから、その話はなんか暗いイメージがつきまとう気がしてて。別に話してもらわんでもええかなと、正直思っていたんです。
でもこの間、事業承継の話をうちに来てしてくれたんですけど、親はそんなにマイナスな感じでもなかったので、結果よかったんかなと思っています。
対策をしておくに越したことはないので。
— 本当、対策をしているのとしていないのとでは税金もそうですし、後のトラブルも全然変わってきますよ。
僕らそんな使われ方することもホント多くて、本人が言うと角が立つけど、間に人が入ると全然違うと思います。
本当我々を活用していただきたいですね。
— まぁ、黙ってろと言われてもいうからね。ネタがあると血が騒ぐというか黙ってられへんからな。
— 税理士も変に切り出すと、ちょっとした諍いが起こったり、争いがあったりして変になるのが怖いんで、なかなか提案しなかったりしますけど、何もしない後のトラブルの方が絶対デカいんで対策はしておいた方がいいと思いますよ。
— そうそうこの間の決算で、前の税理士さんから税金の報告があったのが申告期限の10日前でさ。
結構利益が出てたから、瀧上がびっくりして「ホンマかどうか確認してくれっ。」て電話してきたんよ。
せめて期中やったらなんとかできたかもしれへんねんけど、決算が絞まった後じゃね・・・。
— で、うちは中間期と決算の3か月前に決算の着地点と納税額の概算を出すことにしてん。
頼りにしてるで。
— 長村・木下:本日は無理を言って、お越しいただきありがとうございました。
糸志繊維株式会社
〒569-1029 大阪府高槻市安岡寺町4丁目2-12
スポーツメリヤス製造業